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修繕日記のページ



依頼されたり、自前で故障したりして修繕した
ハーモニカの記録を残しておきましょう。
Sorry, Japanese only.


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2008年


2008年5月16日(金)

Mellow Tone

M. K.さんの依頼でリード交換とオーバーホール。最高音のC音が折れていました。交換した後、上げ身調整。吹き詰まりがなくなりました。次いで全体の調律。A=442がご希望でしたので、チューナーの設定をA=442に合わせて、一音一音全部調律しました。Hohnerからの出荷時の調律がA=443なので、全リードに手を入れました。さすがに疲れました。

2008年5月13日(火)

270

T. S.さんからオーバーホールの依頼。上げ身調整をして全体の調律をしていると、最高音のC音の音程がおかしい。削ると余計に下がっていく。リード交換をすることに。交換した後で付いていたリードを観察したところ、調律で削った痕から折れています。最高音のリードは薄いから、工場で調律したときに削りすぎたのだと思われます。

最高音で交換が難しいかなと思ったのですが、他のリードと同様の方法で問題ありませんでした。

2008年5月13日(火)

Velvet Voice

最高音のC音が出ないとの依頼。確かに出ませんが、分解して調べると小さなゴミがリードに挟まっています。取り除くとちゃんと発音しました。5番のC音が下がっているので、強く吹いてみると、みるみる音が下がります。折れていると判断しリード交換しました。取り外したリードをちょっと曲げてみると見事に折れました。全体的な調律をほどこして作業終了。

2008年5月4日(日)

Super 64X

H.K.さんのハーモニカが送られてきました。3番のG音の音程が下がっています。強く吹くとさらに下がりますので、リードが折れていると判断しました。

カバーを外して観察すると、このリードはすでに1度(または複数回)リード交換されたものでした。リードを外すのは通常どおりですが、外した後の、リベットの穴がかなり大きくなっています。手持ちのリベットを穴に通してみると、すいすい通過してしまいます。これではリードを留めれません。うーん。

こういう場合には、手持ちの小さな釘の中から丁度良いものを探します。釘の片方をペンチで取り除くと、先端が尖ったリベットが出来上がります。しかし、かなり太いのでそのまま使うと、リードの穴の部分が割れてしまう可能性があります(経験済み)。今回はリード側の穴を少し広げてから取り付けてみました。結果はGood!

取り付けただけではその上げ見と音程が不十分なので、上げ見調整の後に調律しました。他のリードも調べていくつか調律した上で組み立てて、作業終了としました。

2008年4月18日(金)

Hering 5148

音が出ない場所があるとのこと。分解して観察すると、上げ身がまったくありません。弾いてみても鈍い音がします。多分リードが折れていると判断しました。リードを外してから少し曲げてみると、やはりポキリと折れてしまいました。新しいリードを取り付け、調律し、他のリードも調べると、数か所の調律が必要でした。組み立てて作業終了。

Heringの場合、上げ身調整が必要なケースがほとんどありません。鳴りやすいとの評判にもつながっているようです。

2008年4月18日(金)

Hering Velvet Voice

スライドのカチャカチャ音を止める小さなパイプを補填してほしいとの依頼。部品の在庫を確かめると、3オクターブ用と4オクターブ用が別々に存在しています。3オクターブ用の方がちょっと短い。いずれにしろ純正部品があるのでありがたいです。ついでにマウス・ピースの部品を水洗いし、ちょっと狂いの来ているリードを調律し、組み立てて作業終了。

2008年4月15日(火)

Super 64

K.W.さんから、長年使っていなかったのでオーバーホールの依頼。

バルブが反りかえったりねじれたりしたものを8枚ほど貼り替え。ちょっと吹き詰まりするリード数枚の上げ身調整。いくつかの調律、これは練習していれば多少狂うという程度の軽いちょうりつでした。後はマウスピースの水洗い。

これから本格的な練習ということです。気持ちよく吹けることを期待しています。

2008年3月25日(火)

Swan 1248

M.K.さんのもの、マウスピースのネジが片側留らないとのこと。よくよく調べて行くと、ネジ山が切れてしまって平らになっています。これでは留まりませんね。

たまたま合うネジの余分がありましたので、交換して一件落着。ネジの頭が平らではなくちょっと盛り上がっていますが、バネの側で全く口には当たりません。演奏には支障がないはずです。

2008年3月25日(火)

Super 64

アンデパンダンの後の飲み会でM.K.さんが、マウスピースのネジが留らなくなったと言いますので、点検してみました。本番ではゴム・バンドで固定して演奏したそうです(笑)。

例のごとく、マウスピースのネジを受ける金具が内部でずれてしまっていました。直すには全部分解する必要があります。宴たけなわではございましたが、M.K.さんのメンテ道具で分解、金具を元に戻してティッシュ・ペーパーを詰めて固定し、再度組み立てました。見事に復活。もう再発もしないことでしょう。

2008年3月25日(火)

270 Deluxe

S.K.さんのもの、念のため点検してみると、何箇所か上げ身調整が必要なリードが見つかりました。新品といえども油断できません。

調整の結果、これも柔らかいハーモニカになりました。

2008年3月24日(月)

280

C.S.さんから上げ身調整の依頼。確かにあちこち吹きづまり感があります。なんか、固いハーモニカという感じがします。

上げ身調整の結果、どこを吹いても音が出るしベンドもしやすい、柔らかいハーモニカになりました。

2008年3月24日(月)

270

C.S.さんからリード2本交換依頼。2本もダメにするまで吹くのかと疑問でしたが、調べてみると、リードが折れ曲がっています。ご自分でメンテ中にちょっと引っかかったのではないかと思います。

リード交換し、上げ身を点検し、必要と思われるところは調節して完了しました

2008年3月23日(日)

Swan 1248

M.K.さんのもの、マウスピースのネジが片側留らないとのこと。よくよく調べて行くと、ネジ山が切れてしまって平らになっています。これでは留まりませんね。

たまたま合うネジの余分がありましたので、交換して一件落着。ネジの頭が平らではなくちょっと盛り上がっていますが、バネの側で全く口には当たりません。演奏には支障がないはずです。

2008年3月23日(日)

270 Deluxe

S.K.さんのもの、念のため点検してみると、何箇所か上げ身調整が必要なリードが見つかりました。新品といえども油断できません。

調整の結果、これも柔らかいハーモニカになりました。

2008年3月22日(土)

270

アンデパンダンの後の飲み会でM.K.さんが、マウスピースのネジが留らなくなったと言いますので、点検してみました。本番ではゴム・バンドで固定して演奏したそうです(笑)。

例のごとく、マウスピースのネジを受ける金具が内部でずれてしまっていました。直すには全部分解する必要があります。宴たけなわではございましたが、M.K.さんのメンテ道具で分解、金具を元に戻してティッシュ・ペーパーを詰めて固定し、再度組み立てました。見事に復活。もう再発もしないことでしょう。

2008年3月15日(土)

コード・ハーモニカ


先日落札したコード・ハーモニカの、バルブを貼り替える作業を実施中です。サブタ皮のバルブを取り去ってプラスチックのものに貼り替えるのですが、何しろバルブ枚数384枚(1穴16枚×12穴×2段)ありますから作業が大変なのです。また、手持ちのバルブの消費量がすごくて在庫を圧迫します。

どうやら外側の作業を終えて、リード・プレートを外し、内側に取り掛かろうというところです。

2008年3月3日(月)

Velvet Voice

バルブ2枚の交換が希望ということでした。確かに吹いているとバルブのペタペタ音が気になります。新品で貼り替えました。

しかし、どうも吸い詰まり感があります。上げ身調整を全体的に行ったところ、とてもフェイク(ベンド)がしやすいハーモニカになりました。グッド!

2008年3月2日(日)

古い木製ボディの280

木製ボディがきれいに割れました。でも、観察すると元々接着剤で貼り合わせてあった部分が経年変化ではがれただけのようです。ボンドで慎重に接着し、組み立て直して無事復活。よかった。
7番G音の音程が下がるとのことでしたが、強く吹くとさらに下がっていくので、リードが折れていると判断しました。

分解してみると、内側のリード全体が黒く変色しています。奏者によって口内のPHが違うのかもしれません。

リード交換した上で、いくつかのリードを調律して完了です。

2008年2月26日(火)

Magic Garden
いくつかの音が出にくいとのこと。試し吹きすると、いくつかどころではありません。かなり吹きづらい、吸いづらい感じです。全面的に上げ身調整に入り、それに伴い調律も実施しました。これはどうも製造段階での上げ身の基準自体が少なすぎるような気がします。折角コンセプトのよい設計がなされているのだから、もうちょい、最適な上げ身とはという研究をしていただきたいものです。

2008年2月26日(火)

Super 64

ハーモニック・オムニバスの練習場にて、Kさんが1番のC#の音が出にくいようで、格闘しています。ちょっと預かって調べ、といっても、内側のリードなので分解には時間がかかりました。

眺めてみると、該当するリードの上げ身が多すぎました。これでは息漏れ状態で音が出にくいわけです。爪でリードを押して上げ身を減らすとOK。

新品に近く分解したこともないとのことなので、多分、製造段階で問題があったのでしょう。このように新品だからと言って、全幅の信頼が置けないのがクロマチック・ハーモニカ。困ったものです。

2008年2月17日(日)

270

Y.K.さんの270、10年以上前に買ったものだそうですが、高音で出にくいものがあるとのこと。特に吹きづらいほどではありませんが、やけに空気漏れ感があります。マウスピースから覗いてみると、最近の270やとても古い270とは雰囲気が違います。

分解してみると、写真のような違いがありました。上は最近のボディ、下はY.K.さんのボディ。左の穴二つ(最高音部)の構造が違います。高音部の穴の構造は、バルブを貼らないで吹き吸いできるように穴の空間を狭くしてあるのですが、Y.K.さんのは広いままです。しかも最近のモデル同様にバルブを貼っていないのです。これはプラスチック・ボディの機種で経験があり、バルブを貼って対処していました。

そこで、今回もバルブを貼ったところ、空気漏れ感がなくなり、とてもよく鳴ります。

前に失敗経験がありますが、上のような穴の空間が狭いモデルでバルブを貼ると、ほとんど音が出なくなってしまいます。下のような機種の場合のみに対応できる方法であることにご注意願います。


(注)上のボディで左右にバネ用の穴が開いています。左利き用にスライドを逆向きに付けられるようにしてあるんですね。

2008年1月29日(火)

Velvet Voice

7番G音の音程が下がるとのことでしたが、強く吹くとさらに下がっていくので、リードが折れていると判断しました。

分解してみると、内側のリード全体が黒く変色しています。奏者によって口内のPHが違うのかもしれません。

リード交換した上で、いくつかのリードを調律して完了です。

2008年1月17日(木)

Meisterklass


西脇さんのワークショップで撮影したMeisterklassでしたがあのときのご縁で今日本人が修理に持って見えました。この1本ともう2本のMeisterklassの調子のよいパーツを組み合わせて、ベストの1本を作りたいという趣旨でした。ハーモニカ好きが集まれば、ハーモニカ談義が尽きませんでしたが、そうも言っておられないので、作業に取り掛かりました。調子のいいというリードプレートをチタン・ボディに取り付け、銀製カバーを取り付けて、はい、と試し吹きしてもらっている間に、残りのパーツでもう1本組み立て開始。ただ、観察していると上げ身調整が必要なリードが数本あるので、それらを調整し、調律もして組み立てて渡しますと、「お、これ鳴りますね。」っと気に入ってもらえました。で、「これを吹いてみると前のやつも調整してください。」と言うことになり、チタン・ボディのものを再度分解、上げ身調整と部分調律をしました。組み立て直して試し吹きしてもらうとこちらも満足とのこと。よかった。

最後の1本は、よく観察すると、マウスピースの取り付けネジが折れていたんですね。しかも折れて残っているネジの破片が取り除きにくい形で埋まっています。時間がなくなってきたので西脇さんの方から、チタン・ボディを作ったときにボディが1本余っているので、帰ってからそれを使いますとの申し入れがあり、それではとお言葉に甘えて、バラバラになったままの状態でお渡ししました。もっと時間があれば、最後のリードプレートの上げ身調整だけでもやりたかったところでしたが。ちょっと心残りでした。

このように上げ身調整するととてもよく鳴る様になりますので、お困りの方、ぜひ相談してくださいね。




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